2014年4月29日火曜日

ディーラーモード

サービスマニュアルを見ていたら、
ディーラーモードという記述があった。
FI のエラー表示が出た場合に、原因を
特定できるみたい。

ディーラーモードにするには、本体から
出ているコネクタにスイッチを付けるだけ。
さらに詳しいデータを得るには、別売りの
SDS(Suzuki Diagnostic System)
というキットを使って PC で確認できる。

このディーラーモードにするための
スイッチは 09930-82720 という
部品番号で入手できる。
海外の人は、単なる線を突っ込んで
やっている人がいるみたい。

このスイッチで使っているコネクタを
調べてみた。
本体側は、住友電装の MT 防水シリーズ
2.3mm(090) 製品、6180-6771 という型番


相手は、6187-6561 だけど、固定用の
クランプが付いている。


ヒーロー電機では FRS6P-SET という
名前で作っているみたい。
配線コムauto-eparts では入手が
できるけど、キタコ、デイトナ、キジマからは
販売されていないので入手に難ありかな。

09930-82720 自体 800円ぐらいなので、
純正部品を買う方が楽かも。

DL650(L2~)のガソリンの抜き方

昨日 DL650 のガソリンを抜くのに
苦労したので、どうすれば良いのか
調べてみた。


サービスマニュアルで確認したら、
ガソリンタンクをから出ているポンプの
配線に 12V の電圧を流せば良いみたい。

10秒間に 167ml 以上出れば正常動作と
書かれていた。
1分間だと1リットルなので、満タンだったら
20分かかることになる。

オーストラリアに海運する際や、日本に
運ぶ際にも必要になってくる作業かも
しれないので、ガソリン排出用のケーブルを
作成しようかと。

記憶を頼りに使っているコネクタを検索
してみると、住友電装のページで見つけた。
三角形で特徴があるので、すぐにわかった。
MT防水シリーズの 2.3mm(090) 製品、
型番は 6187-3231 というもので、既に
旧型の扱い。


これの相手の 6180-3241 を手に入れれば
作成できそう。


ヒーロー電機からは、FRS3P-SET と
言う名前で作られている。

配線コムというところでは、
3P090型MT防水カプラキット
という名前で、auto-eparts では、
090MT(S)-03F(T)
という名前で売っている。

パーツメーカで探してみると、キタコから
0900-755-02031 という名前で売って
いて、手に入りやすそうだし安い。

間に合うかどうかわからないが、注文を
してみようかな。

2014年4月28日月曜日

保険屋に2件

保険屋さんに2件行ってきた。


既に自動二輪車は梱包に出したので、
日本で乗ることはしばらくない。
つまり、任意保険は解約しても問題が
ないということ。

早目に解約すれば、その分戻ってくる
お金も多い。
等級については、中断証明をもらうことで
次に入りなおしたときに、今の等級のまま
契約することができる。

という考え方で、5年前はすぐに解約した。
そして、失敗したと後悔した。
保険の残り期間が長かったり、20等級の
人は、すぐに解約しても問題ない。
残り期間が短い人は、満期をもって解約
する方が得な場合もある。

例えばの図を描いてみた。
すぐに解約した場合、次回契約したときに
今の等級が引き継がれて10等級からになる。


満期を待ってから解約した場合、等級は
1つあがって11等級での中断ということに
なって、次回契約のときは11等級から
始まることになる。


次回契約時の契約料が、解約したときに
戻ってくるお金よりも高くなるのだったら、
満期解約した方がお得。

さらに長い目で見ると、満期解約した方が、
ちょっとの解約料をもらうよりもずっと
得になることが多い。
等級と年齢と保険料と保険の種類で計算が
変わってくるので、難しいところ。

保険屋さんでは、上記の相談をして、
計算してもらった上での解約と、英文での
無事故証明書をお願いした。
別件で自賠責保険の変更もしたりした。
あまりないことらしく、1時間もかかった。

さらに、自動車の保険についても同じように。

梱包預け入れ

今日は、DL650 の梱包預け入れの日。
何時でも大丈夫と言われたが、忘れ物とか
何かあったときのことを考えて、7時半には
家を出て、8時半に港に到着。

今日はガソリン携行缶を積んでいる。
抜いたガソリンを入れて持って帰る。


まずは、簡単なスクリーンの取り外しと、
バックミラーの取り外し。


ここまでは順調。
梱包するときは、前輪を外さずにこのまま
お願いする。


今日のメイン、ガソリン抜き。
まずはシートを取ってサイドパネルを外す。


タンク前のカバーを外す。
結構汚れている。
前側でタンクを止めているボルトを2つ外す。


後でタンクを止めているボルトを外す。
ここは 12mm のレンチが必要。


タンクに繋がっている燃料ポンプの配線を
外したいが、やっぱりサイドパネルが邪魔。


サイドパネルを取らなくても作業ができるが、
ない方が効率良さそうなので、外した。


燃料ポンプ(とガソリン量)の配線を外し、
写真奥のホースを2本外した。

この辺りの作業、エアフィルターの交換の
手順と同じで、 dl650.org にある手順書
参考にさせてもらった。
この手順書は非常に見やすいのだけど、
フランス語で書かれているので文が読めない。
大事なところは翻訳させて確認した。

どのホースを抜いてもガソリンが出てくることは
ないと書かれてあったのけど、キャブレタに
慣れていると、ホースを抜くのは恐る恐る。


燃料ホースを外したところ。
後ろ側でガソリンタンクを押さえている金具は
このように使うらしい。
後で確認したら、ちょっと使い方が間違っていて、
もう少し前にある穴の中に入れて使うみたい。


ガソリンタンクを外したところ。
ここまで30分かかった。
エアクリーナがタンクの下にあって、
ここまではエアフィルタを交換するのと
同じ手順。


問題はここから。
ガソリンタンクが外せたけど、どうやって
ガソリンを出せば良いのか。
丈夫なビニール袋を使って、給油口にあて、
ガソリンタンクをひっくり返すことにした。


少しは出てきたが、予想よりも出てこない。
よく考えたら、給油口の構造は突き出して
いるのでひっくり返しても全部出てこない。


タンクをバシャバシャふって、ある程度の
量を出せた。
まだ少し残っているのだけど、どうしようか
少し考えて、燃料ポンプを作動させることに
した。

一度ガソリンタンクを装着して、ホースを
燃料ポンプの口に繋いで、キーを ON にした。
2秒ぐらいポンプが作動して、ガソリンが
ちょろっと出てくる。
これを繰り返せば良いが、ON にすると、
ライトも点灯して余計なバッテリーを使う。
タイでエンジンが掛からないと大変なので、
ライトの配線を全て抜いて、ON と OFF の
繰り返しを行った。

何十回か行って、ほとんど出なくなった。
ガソリン抜き完了。


念のため、バッテリーの端子も外した。
外した後に気が付いたけど、バッテリーを
外したので、多分トリップメータがリセット
されて、燃費のデータが消えた。
さらに繋いだときに時刻あわせも必要。
時刻あわせは時差があるから、良いけど。


タイヤの空気圧を抜いて容積を減らすことも
考えたけど、サイドスタンドを立てた状態だと
不安定になるし、タイで受け取ったときに
ガソリンスタンドまで押して歩くのが
大変なので、やめておいた。
変わりに、サスペンションのスプリングを
弱めておいた。

ベルトを掛けて固定するみたいなので、
掛けて良い場所悪い場所を貼った。


スクリーンとミラーを箱の中に詰めて、
工具をしまって、準備完了。

これで、車体は倉庫に搬入。
荷物は重いので、フォークリフトで。
フォークリフトで運んでいるのをみると、
とても重いものを運んでいるように見えた。


色々やっていたら、1時間半近くかかった。
ガソリンタンクを持って電車やバスに
乗るわけには行かないので、一度家に
帰って、また取りにきた。

無事に届きますように。

2014年4月27日日曜日

スマートフォンの脱落防止

100円ショップで、携帯電話用のストラップを
買ってきた。
丸い輪が付いていて、指を通して落とさない
ようにするもの。
ソフトカバーにはストラップの穴が付いて
いなけど、柔らかいので引き出すことができた。


別に通話中や手に持っているときに
使うつもりはなくて、走行中に使うもの。
未舗装路などで路面が荒れていて、
スマートフォンが脱落する可能性が
あるときに、このストラップを使う。


家にケーブルをまとめるベルトがあったので、
ハンドルに巻きつけて、そこに通している。
これで駄目だったらあきらめよう。

海運前のチェーン掃除

そう言えば、チェーンの掃除をしていなかった。
そんなに汚れてないけど、せっかくなので
掃除することにした。

なのだけど、荷物は既に詰めてしまったので、
家に中途半端に残っているクリーナとルブを
使うことに。


クリーナがちょっと足りなかったけど、なんとか
綺麗にすることはできた。
錆が出てきているので、そんなに綺麗に
見えないけど。


スプロケットはまだまだ使えそう。
緩み止めワッシャを使わず、ロックナットで
留まっているので、出先でも交換できるかも。
ドライブ側は32mmのレンチが必要なので
無理だけど。


チェーンの張りは問題なさそうなので、
DIDのチェーンルブを吹いて作業完了。

2014年4月26日土曜日

常に二人乗り

自動二輪車というか DL650 の船積みが
近づいてきたので、荷物を詰める。

上に乗せる箱は手荷物で持っていく予定
だったのだけど、ヘルメットも送りたいので
一緒に送ることにした。



今のところの重量。

上の箱 28.6kg
サイドケース右 16.4kg
サイドケース左 12.3kg

さらに増えることを考えると、総量 60kg は
超えそうだな。
常に二人乗りで走っている感じだろうか。

RH+O

エンジンオイルを買いに行ったときに、
RH+O
のステッカーも買ってきた。
使われないことが良いのだけど、何か
あったときのため。


これをヘルメットに貼った。
右側だけ貼って、もう1枚は残しておいた。


これで街ゆく人から「几帳面じゃない」
と思われて、車体が泥だらけなのは、
血液型のせいだから仕方ない、と納得
してくれるでしょう。

2014年4月25日金曜日

冷凍庫の消費は順調

しばらく日本にいなくなるので、冷蔵庫の
中身を空にしなければならない。

今月は冷蔵庫を空にする月間で、なんとか
冷凍庫の方は消費できそうな感じ。

冷凍庫の奥から、うどんが出てきた。
下のは賞味期限を過ぎていたけど。


あとは、ミックスベジタブルがそこそこ
残っているので、なんとかしないと。

ガソリン1リットル

DL650 の日本での走行、残すは港に行くだけ。
この前行ったときは、25km ぐらいの距離だった。
ガソリンが足りるか確認する。

前回ガソリンを入れてから、553km走った。


燃費表示が 29.3km/l になっている。
単純に計算して、18.9 リットル消費した。
残りは1リットルちょっと。


港についたら、残り 0.3 リットルと、
ちょうど良いぐらいに消費することになる。
が、計算上の話であって、前回の給油が少な目
だったり、渋滞に嵌ったらガス欠になってしまう。

ちょっと心配なので、1リットルだけ給油
することにした。


1リットルで163円。
ガソリン高くなったな。


これで確実に港まで行けるでしょう。
港まで行って、約1.3リットルのガソリンを
抜いて、梱包になる。
とうとう後戻りができなくなる。

東チモールの入国許可証申請

東チモールへ陸路から入国するときに
必要な Visa Application Authorization
の申請を行った。


Class I + II Application form を
記入するのだけど、ちょっと不明な
英語なんかもあって、大変だった。

例えば、
Do you have access to;
a) One hundred US dollars for each entry into Timor-Laste; and
b) Fifty US dollers for each day expected to remain in Timor-Laste?
というもの。
Yes か No で答える。
パッと見て、大量のお金を持ち込むのか
といった感じの質問だと思っていたけど、
よく見ると違う。
この have access to の捕らえ方が
わからなくて調べた。
単純に have として持っている、という
考え方で良いみたい。

入国するチケットのスキャンも必要だけど、
陸路なのでそんなものない。
カルネのスキャンを送ることにした。
これを、eメールで送るので、文面が必要。
陸路から行くので、ちょうだい的な文書を
英語で書いたりして。

なんとか送信したけど、銀行の残高の
スキャンを送り忘れた。
駄目だったら、もう1回だな。

2014年4月24日木曜日

(自分用メモ)オイル交換

自分用のメモ、長文。

タイに送る前に DL650 のオイル交換を
しようかと。
家をごそごそやってオイルがないか調べる。
CASTROL POWER1 4T 15-50が
2リットルあった。

最近のホンダは指定オイルが低粘度の
もので、それ用にエンジンが作られている。
15W-50 とか入れると、逆に良くないなんて
話を聞く。
スズキはどうなんだろうか、確認。

まずは、取り扱い説明書の記述を読んで、
15W-50 のオイルが使えるかどうか確認。
指定は、10W-40 みたい。


じゃ、駄目かとも思ったけど、アドバイスとして
使用環境に合うものを、という記述があった。
温度がマイナスになることはないので、
15W-50 でも大丈夫かな。


2リットルしかなかったので、1本だけ追加で
買ってきた。

サービスマニュアルによると、
エンジンオイル交換 2400ml
オイルフィルタも交換 2750ml
エンジンのオーバーホール 3000ml
のオイルが必要になる。


フィルタは旅行用に2つ買ったものが
あるけどカルネに書いたので使いたくない。
別に買おうかと思って過去の注文履歴を
調べてみると、去年の6月に買っている。
サハリンツーリング用に買ったみたい。
使ってないと思うので、どこかにあるはず。
探すこと5分、見つかった。
ユニオン産業製のオイルフィルタ。


ドレンガスケットも買っていた。
DAYTONA 24233 で、M12 用のもの。


フィルタも交換するので、交換するオイル量は
2750ml となる。
しかし、家には 2.5リットル用の処理箱しか
ないみたい。
溢れるかもしれないけど、これでやってみる。


フィルタレンチがないので、ウォーターポンプ
プライヤでオイルフィルタの取り外しをする。
できるかどうか、わからないけど。


サービスマニュアルを参考にアンダーカウルを
取っ払って、ドレンボルトを探す。


14mm のレンチが必要みたい。
エンジン下が思ったよりも汚れてるな。


処理箱を用意して、ドバッとオイルを抜く。
そこそこ汚れていた。
しばらく待ってみるが、溢れそうになりながらも
なんとか用が足りたみたい。


ドレンボルトはマグネット付きだった。
最近は、純正でマグネットが付いている
ものなんだろうか。


問題のオイルフィルタを外す。
結構簡単に凹むみたいで、それを利用して
なんとか外すことができた。


新品のオイルフィルタを付ける前に、
パッキンに新しいエンジンオイルを塗る。
新品を付けるときは、工具を使わず手で
回して装着する。


オイルは全部吸ってくれた。
大きい処理箱を買いに行かなくて済んで、
良かった。


ドレンを付けて、エンジンオイルを入れていく。
2リットルは、ドバドバ入れていく。


その後は、ゆっくり入れていくが、この窓の
オイル量っていつ見れば良いのか確認して
みた。
エンジンをかけて、数分間アイドリングさせ、
エンジン停止して3分後に確認するみたい。
夏と冬で、違ってくるだろうから、だいたいで
良いと思うけど。

そんなことを2回繰り返して、オイル量が
ちょうど良くなった。


日本だったら、ツーリング中このぐらいを
道の駅とかオートバックスの駐車場で
やるんだけど、東南アジアだとそんな環境
なさそうだな。