2014年1月18日土曜日

クレートを考える

DL650 を梱包して LCL で輸送する前提とすると、
木材などでクレートを作る必要がある。
その木材も、燻蒸処理をしたものか、6mm厚以下で
構成された合板などでなければならない。

JETRO - 木材梱包材の燻蒸処理

OSB合板あたりで作る前提で考えてみた。
まずは梱包サイズで、目標は2立米。
前輪を外してどのぐらいのサイズになるか
画像から計測してみた。


長さ2000mm、高さ1000mm弱ぐらいになる。
できれば3×6板の長さである1820mmに収めたかったけど、
ヘッドライトを外しても無理そうなのであきらめる。
幅を3×6板の幅である910mmにすると、2立米に収めるには
高さの余裕は100mmになってしまう。

ここでフォークリフトの差込口について考えてみる。
下の図の1の高さについて、どのぐらいあれば良いのか。


ホームセンターの商品なんかは木材のパレットに
載っているので、このあたりの規格を調べる。

日本パレット協会のページなんかを見てみると、
パレットとして JIS になっているみたいなので、
JIS の文書を確認してみた。

●JIS Z 0604 木製平パレット
 差込口の高さは75mm以上とし、原則として100mm、90mm及び75mmとする。
JIS Z 0605 金属製平パレット
 差込口の高さは60mm以上とする。
JIS Z 0606 プラスチック製平パレット
 フォークリフトトラックのフォークの差込口の高さH1は、50mm以下であってはならない。
 パレットトラックのフォークの差込口の高さH2は、89mm以上で156mm以下とする。

素材によって値が変わっている。
ふと、以前輸入したモータサイクルの鉄クレートの
差込口の高さを見てみた。


45mm だった。
これで問題なくフォークリフトで移動してくれた。

この際なので、フォークリフトのサイズを見てみた。
コマツのフォークリフトを見てみると、
2tまで扱えるフォークリフトだとツメの厚さは36mm、
5tまで扱えるフォークリフトだとツメの厚さは55mm、
という具合。

高さに余裕がないので、差込口は50mmぐらいに
しようかな。

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