2015年4月20日月曜日

イメージと感じたこと

今回、オーストラリアに行くにあたり、
東南アジアを経由することになった。
悪い言い方をすれば、東南アジアは
ついでだったのだけど、そこはそこで
非常に刺激的な場所でもあった。

道路を馬や牛が当たり前のように闊歩し、
車の間を我先にと自動二輪車が縫って
走って行く。
宿を探すときは、モスク近くを避けないと
朝起こされることや、ラマダンの時期の
昼ご飯場所を探すのが大変だったりと、
宗教的な大変さも身をもって感じた。


オーストラリアのイメージは、
どこまでも続く荒野に地平線が
一周綺麗に見渡せるような景色、
のような感じだった。
実際には、荒野が続く景色はあったが、
木が生えている場所の方が多く、
起伏に富んでいるので、綺麗な地平線は
ほとんど見ることができなかった。


オーストラリアの国土は日本の国土の
20倍あると言われてもピンと来ない。
しかし自動二輪車で走ってみて、
それを少なからず感じ取ることができた。
Port Augusta から Uluru に行くだけでも、
何度も「果てしない」と口にしたほど。

そんな1つ1つの景色が、これから
何の役にも立たないかもしれないけど、
見て本当に良かったと思う。
歳をとっているせいか、これからの行動を
大きく捻じ曲げるような感動はなかったが、
走り切った達成感は、これまでの旅で
一番のものだった。

東南アジア~オーストラリアの行程は
国、宗教、経済差、気候、そんなものを
感じて旅したい人には、お勧め。
古い車両の人には、検疫が大変なので
逆コースの方が良いかな。

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