2014年10月25日土曜日

オーストラリアで新車を買う

友達が年末からオーストラリアに来て、
3週間ぐらい自動二輪車で一緒に
走りたいらしく。
1週間ぐらいだったらレンタルの方が
安いのだけど、2週間以上となると
買った方が安くなる。

中古だと、探したり見に行ったり
するのが大変だし、故障のリスクも
大きいので、新車を買うとして
どんな機種があるのか調べてみた。

自動二輪車の情報については、
各メーカのオーストラリアの
web ページから、値段については、
bikepoint.com.au という web ページから
参照した。

そんなにお金を出せないらしいので、
300cc 以下の機種をまとめてみた。

メーカ 機種 排気量 ガソリン量 値段
HONDA CB300F 286 13.0 5699
CBR300R 286 13.0 5699
CRF250L 249.6 7.7 6199
CBR250R 249.6 13.0 5710*1
CTX200 197 8.5 5119
XR150L 149 12.0 3299*2
CBR125R 124.7 13.0 4049
CB125E 124.1 14.0 2099
XR125L 124 12.0 3155
YAMAHA VIRAGO 249 10.0 6499
WR250R 250 8.0 7999
XT250 249 10.0 6299
AG200E 196 10.0 5099
YZF-R15 150 12.0 4299
AG100 97 11.0 3299
SUZUKI DR-Z250 249 10.5 6990
TU250X 249 12.0 5990
INAZUMA250 248 13.3 4990
INTRUDER250LC 248 12.0 6690
TROJAN 199 13.0 4690
KAWASAKI NINJA300 296 17.0 6199
STOCKMAN 249 9.0 6199
KLX250S 249 7.7 6299
KLX150L 144 7.0 4099
*1 CBR250R SE Moriwaki の値段
*2 bikepoint.com.au に値段がなかったので別サイトから

いつの間にか NXR125ES は
中国製の XR125L になってしまったのか。

5000オーストラリアドル以上の機種と
ガソリンタンク量が10リットル未満の
機種を除外すると、こうなった。

メーカ 機種 排気量 ガソリン量 値段
HONDA XR150L 149 12.0 3299
CBR125R 124.7 13.0 4049
CB125E 124.1 14.0 2099
XR125L 124 12.0 3155
YAMAHA YZF-R15 150 12.0 4299
AG100 97 11.0 3299
SUZUKI INAZUMA250 248 13.3 4990
TROJAN 199 13.0 4690

オーストラリアの色々な製品を
レビューしている web ページ、
productreview.com.au
から、それぞれの機種について斜め読み。

HONDA CBR125R - ProductReview
HONDA CB125e - ProductReview
YAMAHA YZF-R15 - ProductReview
SUZUKI GW250 Inazuma - ProductReview
SUZUKI Trojan - ProductReview

CB125e は速度がきつそうだな。
製造国をわかる範囲で調べてみた。

メーカ 機種 製造国
HONDA XR150L 中国
CBR125R タイ
CB125E 中国
XR125L 中国
YAMAHA YZF-R15 インド
AG100 日本
SUZUKI INAZUMA250 中国
TROJAN 日本

グローバル化していると言えば
それまでなんだけど、心情的には
日本製が良い気がする。
スタイリングを。

HONDA XR150L はカタログでは
ファーム扱い。
ニュージーランドのホンダの web ページを
見るとハンドルガードが付いているので、
写真には写っていないが、付いてくる
のではないかと思う。
エンジンから新大洲本田製っぽい。


HONDA CBR125R はキャリアが
ないので、荷物を積むのは工夫が
必要となる。


HONDA CB125e は、ポジションが
楽そうなのだけど、やっぱり力不足が
気になるところ。


HONDA XR125L は、この写真には
写っていないが、ハンドルガードが
付くみたい。
これもエンジンから新大洲本田製っぽく、
OHV なんだと。


YAMAHA YZF-R15 は、速度は出そう。
荷物の積載が気になるところ。
上にインド製と書いたが、ひょっとしたら
インドネシア製かもしれない。


YAMAHA AG100 は、スタイルが完全な
ファームなので、装備は問題ない。
2ストロークなのと、ボトムニュートラル
なので、慣れないと大変そう。


SUZUKI INAZUMA250 は、日本では
GSR250 として販売されているもの。
この中で唯一2気筒で、左右2本出しの
マフラー。


SUZUKI Trojan は、10年前ぐらいまでは
日本で DJEBEL200 や DF200 として
売られていたものと車体やエンジンが同じ。
これも完全なファーム仕様。


ファーム向けの自動二輪車は、
1速が羊や牛の歩く速度に合わせてある。
例として、Trojan のギアレシオを調べてみた。

機種 1速 2速 3速 4速 5速 1次減速比 2次減速比
Trojan (33/11)
3.000
(29/15)
1.933
(23/16)
1.438
(23/21)
1.095
(21/23)
0.913
(60/19)
3.158
(47/12)
3.917
DR200S (33/11)
3.000
(29/15)
1.933
(23/16)
1.438
(23/21)
1.095
(21/23)
0.913
(60/19)
3.158
(45/15)
3.000
DJEBEL200 (33/11)
3.000
(29/15)
1.933
(23/16)
1.438
(23/21)
1.095
(21/23)
0.913
(60/19)
3.158
(45/15)
3.000
DF200E (33/11)
3.000
(29/15)
1.933
(23/16)
1.438
(23/21)
1.095
(21/23)
0.913
(60/19)
3.158
(45/15)
3.000

各ギア比は同じだけど、最後の
スプロケットで低速よりに振っている。
単純計算で、DJEBEL200 を60km/h で
走ったときの同じギアと回転数だと
Trojan は46km/h になってしまう。
ただでさえ遅いと言われている
DJEBEL200 よりも、さらに遅い。

この中でお勧めは XR150L だけど、
ファーム向けなので速度域が
気になるところ。
どこかにオーストラリア向けの
XR150L のギア比が出てないかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿