長かったが、やっとバリ島に

船が小さいためか、波が荒いためか、
かなり船が揺れた。
自動車の盗難防止装置が鳴ったり、
サイドブレーキの甘い車がゆっくり
動き出して自動二輪車にぶつかったり、
センタースタンドが外れて倒れる
自動二輪車があったりと、日本では
ありえない感じの出来事ばかり。

１時間ぐらいで船は到着。
私は心配だったので、ずっと DL650 の
横にいて、押さえていたりした。
外に出るために狭い船の中で
Uターンをするのだけど、甲板には
こぼしたインスタントラーメンの汁が
大量にあったり、船酔いのためか
誰かの吐しゃ物があったり、滑るし
大変だった。

バリ側の浮橋はそんなり揺れなく、
一気に進むことができたので、
すんなり上陸することができた。

降りてすぐに警察だかのチェックが
あった。
何のチェックかわからないけど、
私は何も言われずに、何も出さずに
抜けることができた。

さらに先で、もう１か所チェックが。
パスポートを用意して、見せようと
したら表紙だけ見て進めって。
折角出したのだから、チェックぐらい
しようよ。
怪しい人だったら、どうするの、
と思ったけど、良く考えたら
こんなところに横浜ナンバーで
来るような、怪しい人なんだけど。

そして、バリ島の道を走る。