小さな建物のところに、お坊さんが
座って本を読んでいた。
撮っても良いかと声をかけると、わざわざ
姿勢を正してくれた。
そのままで良かったのに。
柱の下には、1つ1つ神が掘ってあって、
それぞれに祈りが込められていると思うと、
どんな祈りなのか考えてしまう。
個人的には建物よりも、彫り物の方が
興味があって、こんなに綺麗に残って
いるもんなんだと感心して、回廊を
1周した。
急な階段を登って、塔にあがった。
上は風があって気持ちが良い。
私が1000年前支配者だったら、果たして
このような建築物を建てただろうかと
想像してしまった。
彫ってあるものも、繊細な表情まで
表現してある。
力が成しえたものか、信仰が成しえた
ものなのか。
こういうことをする人たちは、自分たちが
何をやっているのか理解していないの
だろうか。
ちょっとがっかりしたものを見て、
気分が悪くなった。
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